東北大学、英語名称を変更へ

 国立大学法人東北大学(仙台市)は英語名称を「Tohogu University」に変更することを、22日に開催した役員会で正式決定した。文部科学省も認可する見通しで、早ければ来年以降、英文で発表される論文には新名称が記載される。

 東北大学の英語名称については東北各県の住民や知事会などから、「Tohoku」は明治時代に新政府から押し付けられた発音であり、現地語に近い「Tohogu」に変更してほしいとの要望が寄せられていた。大学事務局が学内での発音状況を調査したところ、学部1年生では92%が「Tohoku」と発音していたのに対し、4年以上在籍している学生、院生、教職員は96%が「Tohogu」派。英語表記と発音の違いのために東北大教授が海外で開催された学会で入場を拒否されるトラブルも発生しており、学内でも見直しの機運が高まっていた。

 固有名詞の変更としては、ミャンマー(旧ビルマ)、ムンバイ(旧ボンベイ)などの前例があり、最近ではグルジアもロシア語に近い読み方を嫌って、国際社会に英語風の「ジョージア」を採用するよう呼びかけている。現地語に近い発音は時代の流れだ。

 国内の教育・研究機関では東北大のほかに名称見直しの動きは広がっていないが、名古屋大学だけは設立時から現地語を正確に反映した英語名称として「Nagoya Univiiiiaaasity」を採用している。

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