はやぶさが待望の帰還、内部に小惑星の砂粒?

 宇宙航空研究開発機構が7年前に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」が、数々のピンチを乗り越えて地球に帰還。探査機本体は大気圏再突入後に燃え尽きたものの、カプセルが無事にオーストラリア南部の砂漠に軟着陸した。

 日本の打ち上げた宇宙探査機としては、異例の注目度だった。神奈川県内の管制室には多くのファンが詰めかけたほか、再突入の模様はインターネットなどで生中継された。はるばる現地の砂漠を訪れた熱心なファンも数人いた。

 宇宙機構では現地に派遣した回収班がカプセルの着陸地点を確認。カプセルの表面には地球外生命体がびっしりとこびりつき、回収班のスタッフに強酸性の液体を吹きかけようとしたり、跳びかかって卵を産み付けようとする個体もあったが、完全防護服姿のスタッフが1匹ずつ殺処分したうえ、現地で埋却した。

 宇宙機構ではカプセルを日本に持ち帰り、内部に小惑星「イトカワ」の砂粒が入っているかを調べる方針。かすかな量でも砂粒が地球に持ち帰られたとすれば人類の宇宙開発史に残る快挙であり、太陽系誕生の秘密に迫る貴重な手がかりになると期待されている。

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