日本将棋連盟がタブレットPC発売

 日本将棋連盟が将棋専用のタブレットパソコンを開発、連盟の公式ホームページを通じた販売を開始した。

 将棋界ではネットを通じた対戦や戦術の研究のためにパソコンが不可欠となっているが、デスクトップ型やノート型パソコンはキーボードやディスプレイの形状が将棋盤と異なることから、違和感を覚える人が多く、より自然な指し心地の対局環境を求める声が強まっていた。

 日本将棋連盟が開発した将棋専用タブレットパソコンは、4本の脚が支える本カヤ製厚板の上に、1尺1寸四方のタッチパネルを搭載している。これまでメートル法やヤード・ポンド法に沿って設計されてきた液晶部品に尺貫法が導入されるのは、これが初めてのケースだ。

 厚板の側面に内蔵されたスピーカーは、駒を板に打ちつけたときの音や、女流棋士による残り時間の読み上げを、原音に忠実に響かせる。タブレットパソコンが本来備えている持ち運びのしやすさを犠牲にしてまでリアリティを追求した結果、本物の将棋盤そっくりの指し心地に仕上がった。

 価格は1台940万円。オプションで、3寸四方の小型タッチパネルを搭載した駒台専用タブレットPC2台セットも用意されている。

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