収入印紙にラッキーテイスト

 国立印刷局は5月以降に販売する額面200円の収入印紙を、一部「ラッキーテイスト」にすると発表した。女子高生の印紙購入意欲を刺激して、不況で伸び悩む印紙税収のアップにつなげたい考えだ。

 新たに開発されたのはイチゴ味、チョコ味、パッションフルーツ味の収入印紙で、額面はいずれも200円。それぞれ500枚あたり1枚の比率で、通常の収入印紙にランダムに混ぜて販売する。「収入印紙をなめたときにおいしい味がしたら、なにかいいことあるかも」といった噂が女子高生の間で自然発生的に広まることを狙っている。

 収入印紙は一定金額以上の領収書や契約書に貼ることが法律で定められているほか、行政機関に各種手続きの手数料を納付するさいにも使われるが、裏側に塗られている化学のりは無味無臭。地味なデザインも災いし、財務省の調査(平成19年)では過去1年間に収入印紙を購入したことのある女子高生が0.02%と、過去最低の水準に落ち込んだ。

 国立印刷局では「ラッキーテイスト」によるてこ入れのほか、民間業者が携帯電話のデコレーション材料として収入印紙を使うのを後押ししていく考え。早ければ今年のGWまでに200円、600円、5000円など色とりどりの収入印紙が鮮やかに貼り付けられた「印デコ」がお目見えしそうだ。

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