地球温暖化の「真犯人」に「信憑性なし」

 地球が次第に温暖化して生態系や人々の暮らしに深刻な影響を及ぼし始めているとされる問題について、週刊新潮が「真犯人」を名乗る男性の手記を2月下旬から掲載している。気象庁は事態を重くみて週刊新潮の記事の内容を検証したが、手記には事実と異なる点が多く含まれ、信ぴょう性はほとんどないと判断したとみられる。

 週刊新潮の記事によると、この男性は過疎と豪雪に悩む東北の寒村から「地球を暖かくしてくれ」との依頼を受け、1987年から89年にかけて自宅の裏山の雑木を伐採したほか、自動車のエンジンを2時間にわたり空ぶかしするなどして大気中の二酸化炭素を大幅に増やし、地球の気候を激変させたと主張している。

 気象庁は係官を男性の自宅に派遣して聞き取り調査を行ったが、伐採された雑木がその後、燃料として使用され化石燃料への依存度が下がったこと、自動車が10年前に故障してからは交通手段として主に自転車を利用していることなどから、真犯人である可能性はほぼゼロとみている。

 この男性は地球温暖化だけでなく、近い将来、ハルマゲドンを引き起こす張本人とも語っているが、内閣法制局が現行の法律に世界最終戦争の未遂を罰する規定はないとの見解を示していることから、警察庁は実際にハルマゲドンが始まるまで事態を静観する構えだ。

カテゴリー: 環境 パーマリンク