「おにぎり温めますか?」を全面的に自粛

 コンビニ大手各社でつくる日本コンビニエンスストア協会は、二酸化炭素(CO2)排出量の抑制を目的に、2月からレジでの「おにぎり温めますか?」の問いかけを全面的に自粛することを決めた。

 コンビニ各社のレジではおにぎりを買い求めた顧客に加熱の必要があるかを尋ねる商習慣が定着しているが、おにぎり1個を電子レンジで加熱すれば発電所から平均2グラムのCO2が排出されるとの報告もあり、地球温暖化が指摘されるなか、会員企業から問題視する声があがっていた。

 同協会の定めた指針によれば、2月からはコンビニ各店のレジ担当者が、おにぎり購入者一人ひとりに「おにぎり温めません」と宣言する。それでも客から加熱の要望があった場合には「あなたのせいでまたホッキョクグマの赤ちゃんがまた1匹死ぬかもしれないのに、おにぎり温めるんですか?」と質問。購入者がなおも加熱を希望する場合には、温かくなったおにぎりと同時に、やせ細ったホッキョクグマの赤ちゃんのキャラクター入りマグカップかランチセットを手渡す。

 消費者からは、寒い冬に冷めたおにぎりは食べたくないとして協会に再考を求める声も上がっているが、一部のコンビニでは代替商品として、おでんの種としてのおにぎりをアツアツの状態で販売することを計画している。その場合のレジでの問いかけは、「もう温めなくてもいいですよね」になる見通しだ。

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