地理の学力低下、浦安市で深刻

 千葉県浦安市の小中学生の82%が、浦安市は東京都の一部と考えていることが明らかになった。地理の学力低下を象徴する現象として、教育関係者に衝撃を与えている。

 浦安市教育委員会では今年1月中旬、市内の小中学校で地理の学力調査を実施。このほど結果を公表した。正誤式の質問で「浦安市の南部には『雷山』『空間山』がそびえている」が正しいと答える児童・生徒が78%に達するなど、地理全般について誤答が目立った。

 所在地に関する誤解は長い間、千葉県成田市でも報告されていたが、2003年から状況が一変し、現在では小中学生の大半が「成田市は千葉県の一部」と正しく答えられるようになっている。

 一方、岩手県では、9割以上の小中学生が「岩手県は中国西南部からネパール、インド北部にかけての高原部にある」と答えることが1960年代から問題となっており、県を挙げての啓蒙活動にも関わらず解決の糸口は見えていない。

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