EU、通貨統合へ大きな一歩★画像あり

 欧州連合(EU)は13日夜、アイルランド・ダブリンで首脳会議を開催し、通貨統合後の通貨名称を「ユーロ」とすることを最終的に確認した。併せて、統一通貨記号も決定された《写真》。

 「ユーロ」の記号は、紀元前2世紀にクレタ島で使われていた貨幣を表す文字「ユゥスク」をもとにデザインされた。ローマ時代には大浴場を示す記号として使われた経緯があるため、一部の加盟国からは適当でないとする意見も提出されたが、結局は欧州中央銀行の原案がそのまま採択された。

 通貨の名称についても、英やオランダの蔵相が息の長い通貨に育てという願いを込め、「ユーロ」ではなく「マルクフランペセタドラクマポンドリラシリングエスクード」とするよう求めたが、「長すぎる」という簡潔な理由によりあっさりと却下された。

 通貨統合実現の目標は1999年。来年初頭から各国の硬貨がルクセンブルグ造幣局に続々と搬入され、直径52キロメートルの巨大な硬貨の鋳造が始まることになっている。

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