統一球変更に選手会反発

日本野球機構(NPB)はこの春からセ・パ両リーグの試合で、昨シーズンよりも飛距離の長い統一球を使用していたことを初めて認めた。日本プロ野球選手会は「信頼関係を裏切るもの」と反発を強めている。

昨シーズンまでNPBではボールにトロミをからめることで粘着係数を高め、ボールの飛距離を抑えていた。今季に入って全身トロミまみれになるキャッチャーが姿を消したことから、選手会からはボールの仕様が変わったのではないかとの疑問の声が上がったが、NPBは一貫して仕様変更を否定し、片栗粉の納品業者にも口裏を合わせるよう求めていた。

先週になり、選手会から「多くの選手が食欲減退を訴えている。甘酢で味付けされたトロミがなくなった影響ではないか」との公開質問状を突きつけると、NPBはあっさりと仕様を独自の判断で変更していたことを明らかにした。

選手会は「ボールが飛ばなかったシーズンを基準に出来高契約を結んでいる投手もいる」として、速やかに粘着係数を昨季の水準に戻すよう求めている。選手会が捕手以外の全選手を対象に行ったアンケート調査では、次の粘着材にピーナッツクリームを採用するよう求める声が大勢を占めているという。

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