バラ香料の工場で爆発事故

川崎市内にある東日本化学香料の工場で今朝6時ごろ、大きな爆発音とともに火災が発生。消防車15台が出動して消火活動に当たっているが、まだ鎮火には至っていない。けが人などは出ていない模様。

この工場ではバラの香りを再現した人工香料を専門に生産している。芳香剤、洗剤、柔軟剤の原料としての需要が拡大していることを受け、先月からは生産ラインの拡張工事が行われていた。消防当局では火花が有機化学原料に飛び散って出火した可能性もあると見ている。

工場からはすでに大量の香料が流出しており、周辺は緊迫しつつも甘美なフローラルオリエンタルローズの香りに包まれている。消防と警察は約800メートル離れたところにあるマンションの住民に避難を勧告したが、アロマ効果でリラックスしすぎた女性数人がうっとりした状態で部屋に取り残されているとの情報もあり、消防が確認を急いでいる。

工場内のタンクには近く出荷されるはずだった約500トンのバラ香料が貯蔵されており、隣の敷地にはプロパンガス充填工場がある。現場では海から陸に向かって強い風が吹いており、市内全域がリッチなフレグランスに包まれる可能性も出てきた。

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