出口調査「よく覚えていない」が優勢

18日朝から投開票が行われている衆議院選挙の出口調査で、新党「よく覚えていない」が順調に議席数を伸ばしていることが明らかになった。開票結果が出口調査の結果と同じなら、選挙後の政局は一気に流動化しそうだ。

出口調査は通常、有権者が投票を済ませてから1分以内に投票所の出口で行われる。マスコミ各社によれば、投票先について「よく覚えていない」と答えた人の比率は正午までの時点で23%程度に達している。建物の構造上の理由で、投票を済ませてから出口調査を行うまでに5分以上かかる投票所では、この比率が50%以上に跳ね上がる。

立教大学の石川忠教授は「23%という数字をそのまま当てはめれば、衆議院ではよく覚えていない勢力が120議席程度を占めることになる。これまでは知られていなかったが、過去数回の国政選挙でも真の勝者はよく覚えていない勢力だったのかもしれない。これが政権基盤の急速な弱体化、さらには政治の迷走の原因なのではないか」と指摘する。

今回の選挙で新党よく覚えていないから公認を得た候補者はいないが、出口調査の結果を聞いた一部の陣営からは「公約へのこだわりのなさから言えば、新党参加の条件は十分に満たしている」との声も。選挙直後から「よく覚えていない」を軸に政界再編に向けた動きが加速しそうだ。

カテゴリー: 政治 パーマリンク