大ちゃん数え歌、300万ケタまで拡張

 京都大学教授の藤枝浩史氏(整数論)を中心人物とする研究グループが、「いなかっぺ大将」の主題歌である「大ちゃん数え歌」に代入可能な数としては過去最大となる、300万ケタの自然数を発見したと発表した。近く英の学会誌”Journal of Daijebra”で発表する。

 大ちゃん数え歌に代入可能な整数(だい数)は、1970年のアニメ放映時に作詞家の石本美由紀氏が発見した1(ひとつ人より力持ち)から10(とうでとうとうずっこけた)までが知られていたが、整数論に詳しい数学者は、11以上の自然数のなかにもだい数が無限に埋れていると予言していた。

 翌年、12(じゅうに銃には勝てないが)がだい数であることが証明されたのを皮切りに、世界各国の数学者による研究の結果、88(はちじゅうはち ぱぱっと丸裸)、2,525(にせんごひゃくにじゅうご、いつもニコニコ朗らかに)などのだい数が次々と発見されていった。1985年にはコンピューターを使った研究で、797973(ななじゅうきゅうまんななせんきゅうひゃくななじゅうさん、泣く泣く涙がクラッカー)の発見という金字塔が打ち立てられた。

 藤枝教授はスーパーコンピューターを用い、2912914241から始まる300万ケタのだい数から、主人公・大左衛門の思想や決意、キクちゃんへの熱い思い、かといって忘れられない花ちゃんへの気持ち、ニャン子先生への信頼などを詳しく説明する歌詞を編み出せるとの論文を発表。世界各国の柔道指導者やタツノコプロによる査読もパスした。

 しかし、なぜ音楽が聞こえてくると大左衛門が裸になって踊りだすのかという、だい数論最大の謎は未解決のまま。学界からは無理数や虚数にも「大ちゃん数え歌」の適用範囲を拡大しなければ、大左衛門の不可解な行動は説明がつかないとの声も上がっている。

 なお、スーパーコンピューターが出力した歌詞をもとに天童よしみが吹き込んだ41124枚組のCD「大ちゃん数え歌、憎い憎いよニシハジメ~」は、近くコロンビアレコードから限定販売される予定。通信カラオケによる配信の予定はいまのところない。

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