朝丘雪路さんの偉業称える記念碑

 27日、女優・朝丘雪路さんの胸で、「世界初ボイン」記念碑の除幕式が開かれた。これまで軽視されがちだった朝丘さんの画期的な業績に関心が集まりそうだ。

 1986年ごろまで日本で広く使われていた「ボイン」という表現は、1960年代に深夜テレビ番組の司会を務めていた大橋巨泉さんが、アシスタントだった朝丘さんの豊満な胸を形容するのに使った造語。大橋さんの功績は広く認識されているが、世界で初めてボインと呼ばれた朝丘さんの胸の存在は、過去40年以上にわたってほとんど忘れ去られていた。

 兵庫文化大学の長谷部基次准教授(物理学)は、「『巨乳』が単純に容量を指し示す表現であるのに対し、『ボイン』は容積だけでなく表層に作用する張力も意識した表現」と、ふたつの言葉の違いに注目する。ちなみに長谷川准教授がテレビ局に残された1960年代の朝丘さんの画像をコンピュータで解析したところ、容量は左右合計で832平方センチメートル、表面張力は左右平均で0.8ニュートン/メートルとの結果が出たという。

 この日行われた記念式典では、命名者である大橋さん、当時のテレビ番組プロデューサーらが挨拶し、朝丘さんの業績を褒め称えた。記念式典終了とともに、朝丘さんと、朝丘さんの胸の所有権者である津川雅彦さん以外がすべて退室し、密室で除幕式が行われた。

 下着メーカーの調査によれば、日本人女性のうち「巨乳」は7.6%を占めるが、「ボイン」個体は1992年に宮城県での目撃例を最後に新規の報告が途絶えており、絶滅は避けられないとの見方が強まっている。

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