パリーグのCS、最下位チームも参加へ

 プロ野球のパシフィック・リーグは、2012年のシーズンからクライマックス・シリーズ(CS)の参加チームを、これまでのレギュラーシーズン3位までから、同最下位まで拡大する。今季は3位のロッテが日本一となり、プロ野球人気回復に一役買ったが、参加チームの拡大で来季のポストシーズンが今年以上の盛り上がりを見せるのは確実だ。

 新しいCSでは、下位チームに現在よりも重いハンディが課される見通し。その内容は現在検討中だが、最下位チームについては、5位のチームと対戦する前提条件として、ヒグマ・ツキノワグマ・ホッキョクグマの混成軍と素手で戦う案が有力だ。

 CSに対しては、144試合にわたるレギュラーシーズンの勝敗を無にするものだとの批判が根強いが、下位チームが背負う重いハンディは、こうした批判をかわすのに役立ちそう。下位チームが逆風のなか勝ち上がれば、ポストシーズンに国民の注目が集まるはずとの期待もある。

 今年はBクラスに低迷した日本ハム、オリックス、楽天の3チームは、来季こそはレギュラーシーズン1位を目指すとしながらも、CS参加枠の拡大を歓迎する。しかしクマとの対戦結果次第では、クマ軍団が勝ち抜いてパリーグの全チームとセリーグのCS優勝チームがことごとく屠られる可能性もあり、新制度の定着は難しいのではないかとささやく関係者も少なくない。

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