ついに実現 ヨーヨーで「犬の散歩」

 玩具メーカーのバンダイが、犬を公園や河川敷などに連れていくヨーヨーを発売した。これまでは子どもや一部の愛好家が高度な技を楽しむ道具として親しまれてきたヨーヨーだが、今後はペット関連商品としても需要が拡大しそうだ。

 ヨーヨー本体を空回りさせて地面を転がす「犬の散歩」という技は、昭和の第一次ブームのころから広く知られているが、実際にヨーヨーが犬を散歩させたという報告はない。犬のオーナーからは、「不当表示なのでは」との苦情が消費者庁に寄せられていた。

 バンダイが4月2日に発売したモーター内蔵型ヨーヨーは、手から放たれた瞬間にスイッチがオンになり、電池が切れるまで回転が続く。リードにつなげば犬を散歩に連れて行くことも可能で、ヨーヨーが「擬似犬の散歩」状態からようやく脱却した。近くアメリカ人トップブリーダーが大挙して来日し、全国のペットショップでデモンストレーションを行う予定だ。

 現在、このヨーヨーには犬の感情に配慮して電柱や異性の犬の付近で一時停止したり、フリスビーを投げたりする機能が搭載されておらず、フラストレーションがたまった犬がヨーヨーに噛み付くおそれもあるが、ヨーヨーの愛好者たちの間では、技の新機軸が開かれるのではないかとの期待が高まっている。

カテゴリー: 社会 パーマリンク