ナベツネの圧力、過去のコーチ人事にも

 内紛に揺れる読売巨人軍に、新たな火種が──。渡辺恒雄球団会長が、「巨人の星」のコーチ人事に介入し、星一徹氏を二軍コーチに就任させる人事をゴリ押ししようとしていたことが明らかになった。

 「巨人の星」で、主人公・星飛雄馬の父である星一徹は、当時の川上哲治監督から二軍コーチ就任を要請されるもこれを拒否。中日のコーチとして黒人強打者のオズマと二人三脚を組み、飛雄馬の前に立ちふさがる。

 このストーリーを最近知った渡辺氏は、11月上旬に記者らに対し「なんか、星一徹が中日のコーチとして巨人に歯向かうアニメとか、盛んに描いてるね。あれ誰に聞いて描くんだ。おれに報告なしに勝手にコーチの人事やなんか、いじくるっていうのは、こんなことありえるのかね」と憤慨した様子で語っていた。

 関係者によれば渡辺氏はこの直後、アニメの版権所有者に対して、一徹が巨人のコーチに就任する内容に差し替えてアニメシリーズの後半を再制作するよう強く要求したという。

 版権所有者サイドは「不当な鶴の一声で、国民的アニメを私物化するような行為を許すことはできない」と猛反発。近く文部科学省内で、一徹の指導を受けられなくなるオズマが涙を流しながら渡辺氏に抗議するアニメを放映する方針だ。

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