大量フォロー中のツイッター・アカウントが値崩れ

 ショートブログサービス「ツイッター」で、「1000万人以上フォロー」のアカウントが値崩れを起こしている。過熱気味だったツイッターのアカウント転売ビジネスが、早くも転機を迎えたようだ。

 「フォロワー」(購読者)に対して情報をつぶやくのが、ツイッターの基本的なしくみ。フォロワーが多ければ多いほどその人物の影響力は大きくなるが、フォロワーを増やすのは容易ではない。10万人以上にフォロワーされているのは、ほとんどが有名人か、ブログの世界でもともと人気を集めていた人物だ。そこに目を付けた業者が、フォロワーを10万人以上に増やしてから、そのアカウントを有償で転売するビジネスを展開。この業者の運営するサイトによれば、ひとつあたり10万円以上の価格で、すでに数個のアカウントに買い手がついたという。

 その後登場したのが「フォロー中」の多いアカウントの転売ビジネス。もともとは10万人単位だったが、100万人、1000万人と急激に規模が拡大し、最近では5000万人をフォロー中のアカウントも売りに出されるようになっている。しかし、数万円台からスタートした相場は急落し、5000万人フォロー中のアカウントの現在の価格は35円。それでも引き合いがない状態だ。

 100万人フォロー中のアカウントを780円で購入したという男性は「つぶやいてみたが、ほとんど反応がなくがっかりした」と失望した様子。1000万人以上をフォローしているアカウントの場合、猛烈なスピードでフォロー先の人物のつぶやきが送られてくるため、データセンター並みのコンピュータ・通信機材が必要だ。設備投資がかさむことも、大量フォロー中のアカウントが敬遠される理由になっているとみられる。

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