東洋大・柏原を新オリンポス神に認定

 ギリシャ政府は2日に開かれた閣議で、東洋大学陸上部の柏原竜二(4年)を、新たなオリンポス神に認定することを了承した。近く東京のギリシャ大使館を通じて柏原に認定証が贈られる見通しだ。オリンポス神は紀元前7世紀までに12神が認定されており、新たな神の認定はそれ以来となる。

 毎年恒例の箱根駅伝で、柏原はラストランとなる今回、自身の記録を破る区間新の1時間16分台で往路5区を走り切った。この活躍に経済危機にあえぐギリシャ国民は「オスマン帝国からの独立以来の吉報」と熱狂。新たな神として迎えるべきだとの世論に火がついた。

 欧州文化にも大きな影響を与えたギリシャ神話では、とくに重要な位置を占める12神が国内最高峰のオリンポス山に住むとされる。ギリシャ国民は、箱根の山々で毎年のように「伝説」を作る柏原に早くから注目し、神格化の動きも生じていた。

 大学では最後のレースを終えた柏原は、就職までの春休みを利用してオリンポス山を訪れることに前向きの姿勢を示している。アフロディーテ、アポロンから柏原、そしてアンカーのゼウスへとたすきをつなぐ豪華リレーが実現しそうだ。

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