福島2号機、測定機器が故障か

 福島第一原発2号機圧力容器底の測定値が不安定な動きを示している問題について、東京電力は原子炉内の状況に大きな変化はなく、機器が故障していると断定した。大半の測定機器の数値は正常で、1ヶ所だけが異常なデータを示しているため。再臨界など深刻な事態の可能性が薄らいだとはいえ、東電が炉内の状況を把握しきれていないことも浮き彫りとなり、測定方法の見直しを求める声が強まりそうだ。

 2号機圧力容器底にある測定器のうちひとつは1月上旬まで温度43度を表示していたが、その後は数値が不安定に。3時間おきに角度43度と温度43度の間を行き来するようになり、原子炉が振り子運動をしているとの懸念が強まった。これに加え、1月20日ごろからはアルコール度数43度もしばしば表示される事態に。43度といえばウイスキー並の強さだけに、原子炉がすでに酩酊しているのではないかとの見方も生じた。

 1月下旬からしばらくは43畳で安定する兆しを見せたものの、詳しいデータ解析の結果、京間、中京間、江戸間、公団サイズが順番に出現する波動が続いていることが判明。2月に入ると不合格が確実な43点となり、教育関係者の間に「このままでは留年も」との緊張が走った。

 2月5日からは43バーツに転じて国際問題化の兆しを見せたが、翌日には一転して国道43号線となり大阪市西成区から神戸市灘区にかけてのローカル問題に。その後、昭和43年に推移したことを受け、東電では精密マイクを使った音響検査を実施。千昌夫『星影のワルツ』、小川知子『ゆうべの秘密』などの懐メロは不検出との結果に関係者は安堵した。

 東電では、測定値の単位が不安定になっている理由について、コストダウンのため測定値表示装置に汎用品を採用したことが今になって裏目に出たと説明。「43」という数値だけは一定していることから、当面は無単位数として解釈し、その意味については数学者から広く意見を募りたいとしている。

カテゴリー: 社会 パーマリンク