石炭リングで夕張再建支援

宝石販売店チェーンの銀座ジュエリーマキは、財政再建団体に指定された北海道夕張市を支援するため、石炭リングを全国の店舗で発売する。収益は全額、夕張市に寄付する。

 夕張市はかつて石炭で栄えた街だが、主力のエネルギーが石炭から石油に移ったことから急速に衰退。市内にあった炭坑はすでに閉山している。それでも石炭は夕張のシンボル。映画祭やメロンを利用した夕張振興策が相次ぎ発表されるなか、石炭も利用できないかとの声があがっていた。

銀座ジュエリーマキでは、炭坑跡に残されていた石炭を活用し、宝石の加工技術を利用して石炭リングを開発した。40カラットタイプ(写真)の場合、小売価格は320円。15個程度を集めて火をつければ、やかんで湯を沸かすこともできるという。

同社には全国から問い合わせや注文が寄せられているが、地質学者の間には「石炭のまま地中に残し、十数億年高い圧力をかけてからダイヤモンドの指輪として売り出したほうが財政再建に貢献できるのではないか」との冷ややかな見方も。

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