豆腐の角 安全対策が急務

農水省の調べで、今年に入ってから2月末までに全国で1000人以上が豆腐の角に頭をぶつけてけがをしていたことがわかった。昨年を約2割上回るハイペース。農水省では近く全国の豆腐店や食堂の代表を集めて、安全の徹底を指示する。

けが人増加の理由としては、▽グルメ志向で天然にがりを使用する豆腐屋が増え、豆腐が本来のコシの強さを取り戻した、▽日本の食卓の代表選手だったちゃぶ台が洋式のテーブルに取って代わられたために、豆腐の置かれる場所が子供や老人の頭の高さにまで上昇した、▽家族関係が疎遠になったために、かっとなった父親に「おまえなんか豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ」と言われ、素直にその通りにしてしまう子供が増えた、などの要因が注目されている。

とはいえ、豆腐は日本料理や中華料理には欠かせない素材。気持ちのいい咳薬やインターネットのH画像のように禁止してしまったのでは、国民の猛反発は避けられない。

そこで政府は、人間の頭蓋骨を強化することで問題に対処しようとしている。まず、厚生省からの委託を受けたジャパンアクションクラブが全国の体育館の屋根の上から地上に置いた巨大な豆腐に頭から飛び込み、頭蓋骨強化を子供たちに呼びかける。NHKでは今年の7月、大木金太郎氏を講師に呼んで「夏休み 母と子の頭突き教室」を放送する予定だ。一方、豆腐業界でも、エアバッグ付き豆腐の開発、湯豆腐食用時のヘルメット着用義務付けなど、安全性強化のための動きが広がっている。

育児評論家のスポック博士は、「児童発達心理学の見地からも、今後は『おまえなんかマシュマロの角に頭ぶつけて死んじまえ』と優しく子供を叱るのが望ましい」と語っている。

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