ゴンザレス、日本で攻勢

 世界のゴンザレスさんで作るゴンザレス協会が、2010年までには日本人の3%をゴンザレスにするとの目標を掲げ、攻勢を強めている。日本を足がかりに、将来は韓国、中国、インドなどアジア各国に進出する構えだ。

 ゴンザレス協会は昨年、「細かいことにくよくよしない、いつも楽観的、どんな苦境でもなんとかなるような気がする」といったゴンザレスの長所を日本の親にアピールするため、日本語のパンフレット1000万枚を印刷、市役所戸籍課の窓口に置いた。ゴンザレスとフルネームで呼ぶのがわずらわしければ、日常生活では「ゴンちゃん」「権座」など略称で呼ぶことも可能とのアドバイスも書き添えた。

 しかし、生命保険大手の日本生命が発表した今年の日本人姓名調査によれば、「ゴンザレス」と名付けられた人は男の子、女の子ともゼロ。ゴンザレス協会日本支部では、「努力が報われなかったのは残念だが、宣伝活動をさらに強化したい」と説明している。今年はプロ野球チーム1つを買収、チーム名称と選手の登録名、球場名称をすべて「ゴンザレス」で統一するなどの宣伝活動を計画しているという。

 一方、日本生命が最近発表した「子供のなりたいもの」調査では、全国3万2100人の幼児、小学生のうち、3人が「ロドリゲス」と答えた。世界的な規模で激しい抗争を繰り広げているゴンザレスとロドリゲスだが、日本人の心をつかむのはロドリゲスが一歩速かったようだ。

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