住基ネット参加拒否で町おこし

 住民基本台帳ネットワークが5日に稼働したことを受け、かねてから同ネットに参加しない方針を表明していた福島県矢祭町が「F県Y町」への改称を発表した。今後は「日本一プライバシーに敏感な地方自治体」を看板に町おこしを推し進める考えだ。

 この日からY町役場では、匿名のままで住民登録ができるようになった。朝早くから年齢不詳、住所不定の人が町役場前で長い行列を作り、「中肉中背」「アジア系の外国人」「黒っぽいジャンパーを着て、南に向けて逃走した」などの特徴だけを書き込んだ書類を窓口に提出していた。

 10日には改称を記念して、「プライバシーを守る句会」が開催される予定。パンティーストッキングを頭からかぶった俳人たちが、新聞や雑誌の文字の切り抜きと、のり、はさみを使って詠み人知らずの技を競うことにしている。

 町役場に近い消息筋(旧根本良一町長)は、「住基ネットは個人情報が広く漏えいする可能性を含んでおり、到底参加できない。今後も個人のプライバシーを守るため最大限の努力を尽くしたい」と語っている(音声は変えてあります)。

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