「ベビースター」に新タイプ

 株式会社おやつカンパニーは、「ベビースターラーメン」のストレッチ型、「ベビースターロング 100’s」を発売すると発表した。メーカー希望小売価格は50グラムが100円、100グラムが150円(税別)。新たな顧客層を開拓したいとしている。

 従来のベビースターラーメン・シリーズは、めんの長さが平均25ミリ。ベビースターロング 100’sでは、4倍の100ミリまで伸ばした。おやつカンパニーには以前から、幼い頃からベビースターラーメンに親しんだ大人の消費者から、25ミリでは満足できないとの声が寄せられていたという。

 同社広報部では「100ミリの長さがあれば、人差し指と中指ではさみながら、ちょっとおしゃれにベビースターのテイストを楽しむことができる」と説明。3時のおやつだけでなく、午後のティータイムの菓子としても売り込む方針だ。

 ロング化の結果、従来は全く接点がないと言われていたベビースターと、グリコ製菓の「プリッツ」シリーズが競合する可能性が出てきた。グリコの法務部では、ベビースターがウェーブ化工程を廃止した時点で、法的手段に訴えると警告している。一方、おやつカンパニーの広報部では、ストレート化はベビースターの個性を失うことになり、プリッツのマーケットを荒らすつもりはないとしながらも、ベビースターロング・チョコレート味を開発する可能性はあると説明している。

 ベビースターラーメンの熱烈なファンの一部は、袋から口に直接流し込む愉しみを失うことになると、ロング化の意義に懐疑的だ。一方、「日本の物流システムを考えれば、出荷時はロングサイズでも、店頭に並ぶころにはレギュラーサイズに戻っているのではないか。実際に商品を手にとって確かめてから対応を決めたい」と語る、冷静なファンもいる。

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