雪印事件で新事実

 雪印乳業大阪工場で加工乳に黄色ブドウ球菌が混入し、全国で1万人以上が下痢やおう吐など食中毒の症状を訴えた問題で、大阪府警は7日までに、この工場で働いている40代、50代の女性従業員、345人の肌が透き通るほどに白いことを突き止めた。

 工場の近くでたばこ屋を営む男性によれば、夕暮れ時に工場出口ののれんをくぐって浴衣姿で退勤していく女性従業員のうなじは、一見すると20代、せいぜい30代前半で、男なら必ずそそられるものがあったという。

 このほか、同工場で使用されていた牛乳のタンクが、一般的な形状ではなく、循環式だったことも判明した。循環式タンクはコストを抑制できる反面、完全にタンクの内容物を交換することが難しく、細菌が繁殖しやすい欠点があるといわれる。

 衛生管理について、社員教育が徹底していなかったのではないかとの指摘もあるが、雪印広報部では「まず局部をきちんと洗いましょう」という札をタイルのうえに貼り付けてあったと説明している。

 この問題について、雪印側の説明は二転三転している。タンクに取り付けられていたバルブ内部の汚れについても、当初は「10円玉大」とされていたものが、実際にはバルブ内部全体に広がっていたことがのちに判明した。大阪府警では、雪印側が一貫して「水道の蛇口のような形状だった」と主張しているバルブの外観が、ライオンの口だったとの見方を強めている。

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