森首相、グルジア語講座で缶詰状態

 森喜朗首相は7日、遊説の予定を取りやめ、東京都北区にある東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所で終日、グルジア語の講習を受けた。失言続きの森首相に対しては、自民党所属の若手代議士などから「このままでは選挙を戦えない」といった声が上がっているが、自民党執行部では投票日まで森首相を同研究所に事実上軟禁して、失言が自民党の得票に及ぼす影響を抑制する方針。

 グルジア語は極めて難解で、グルジア人の子供が口げんかするのは、早くても中学生になってからだといわれている。首相側近の一人は、「さすがの総理も、グルジア語で有権者を怒らせることはできないだろう」と学習の効果に期待を寄せる。

 しかし衆議院が解散されて以来、首相封じ込め策はことごとく失敗してきた。日本手話研究者連絡協議会、JAVAユーザーズフォーラム、モールス信号保存会、テレパシー研究者会議など、これまでに20を超える団体が森首相退陣要求決議を採択している。

 8日には駐日グルジア大使が、森首相を応援するため同研究所を訪ねた。首相が辞書を片手に大使に挨拶したところ、その2時間後にはグルジア外務省スポークスマンが「我が国の母親は偉大。指摘されたような欠点はない」との緊急声明を発表した。森首相本人は「間違ったことは言っていないはず」と首をかしげるが、日本の外務省高官は、断交も時間の問題との見方を示している。

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