葬式まんじゅうに抗がん作用

 熊本医科大学の研究者グループが、葬式まんじゅうに抗がん作用があることを突き止めた。今後、葬式まんじゅうを用いたがん治療に道を開く可能性もあり、医師らの注目を集めている。
 17日に東京で開かれた学会でこの研究結果を発表したのは、宗田教授、村野助教授らのグループ。宗田教授らによれば、親戚や友人、恩師や上司の葬儀に出席し、葬式まんじゅうを持ち帰って食べた人は、それから1年間にわたり、がんの発病率が同じ年齢、性別の人の平均値と比べて半分程度に低下するという。
 とくに、長時間にわたり正座して血行が阻害された状態で線香の煙を吸い込み、しばらくして頭から塩化ナトリウムを振りかけられた人については、著しい抗がん効果が認められた。菊の花の香りの成分と葬式まんじゅうの相乗効果についても、現在、研究が進んでいる。

 閉鎖された研究室内でも葬式まんじゅうを用いた実験が行われたが、効果は確認できなかった。さまざまな条件が重なって、葬式まんじゅうははじめて効果を発揮するらしい。宗田教授は、「知人の死が前提条件なのではないか」と指摘している。
 日本では戦後、がんで死亡する人が増加する傾向にあるが、その原因については食生活の変化、ウイルス、運動不足などさまざまな説があった。今回の発見で、医学の進歩による死亡率の低下が、葬式まんじゅう摂取量の減少、さらにはがん患者の増加を招いていたことが明らかにされた。死亡率低下の是非をめぐる論議に一石を投じそうだ。

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