宮大工の内部抗争激化か

 29日午後3時ごろ、徳島県阿南市にある弥山神社の建設工事現場で作業していた宮大工が、のこぎりで別の宮大工に切りつけ、走って逃走した。切られた人は重傷。徳島県警は容疑者の行方を追うと同時に、宮大工に対する監視を強めている。

 調べによれば、容疑者はユークリッド派に所属する59歳のベテラン宮大工。この日の昼休み、非ユークリッド派の若手宮大工らと談笑していたが、複数の柱の関係をめぐり口論となり、現場の空気が険悪になったという。

 現在、宮大工業界では非ユークリッド派が94%を占めており、戦前まで主流だったユークリッド派は後継者を確保するのが難しくなっている。改築される本殿屋根のほとんどが非ユークリッド式の設計となっていることも、ユークリッド派が危機感をつのらせる原因になっているといわれる。

 今回の事件をきっかけに全国で宮大工同士の抗争が激化するのは確実。状況次第では、非ユークリッド派内部の二大組織、ボヤイ・ロバチェフスキー組とリーマン組の全面対決に発展する可能性もある。

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