バンジージャンプはもう古い

 ニューカレドニア諸島に伝わる成人の儀式にヒントを得たと言われるバンジージャンプが流行してから久しいが、このほど北海道花咲町に、バンジージャンプを凌ぐスリリングなスポーツ、シベリアダイビングが上陸した。

 シベリア地方の先住民族の社会では、男の子は必ず、17歳の冬にカヌーの舳先に全裸で立ち、早口で「ノバヤゼムリャ ゼーベルナヤゼムリャ ゼムリャフランツアヨシファ(現地の言葉で、それぞれ、東京都特許許可局 すもももももももものうち 隣のチェルネンコはよく柿食うチェルネンコだ)」と10回連呼することになっている。よどみなく言えた場合には成人として認められるが、失敗した場合には海に突き落とされ、水産資源の増加に貢献することになる。

 この冬、花咲町漁業組合が町おこし運動の一環として始めたシベリアダイビングには、他のスポーツにすっかり飽きてしまった若者や、小豆の先物相場で莫大な負債を抱えた中年男性など、100人が挑戦した。そのうちの一人は、バンジージャンプとは一味違うスリルに興奮していた。残念ながら、他の参加者に感想を聞く機会はなかった。漁民たちはタラバガニの豊漁に喜んでいる。

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