ノルウェー外務省「不正アクセスとは無関係」

 ノルウェー外務省のスポークスマンは24日の定例記者会見で「世界のパソコンへの不正なアクセスを行った事実はない」と語った。過去数ヵ月間、世界各国で使用されているWindowsパソコンのタスクバーにノルウェー国旗によく似たマークが表示され、執拗にバージョンアップを要求するいやがらせが相次いでいることから、ユーザーからはノルウェーとの関連を疑う声が出ていた。

 このスポークスマンはノルウェー政府の関与を否定すると同時に、ユーザーがバージョンアップを拒否しても、パソコンを立ち上げるたびに「バージョンアップしますか?」との質問を繰り返す細工をシステムに仕込んだとみられる反社会的なハッカー集団を、強い口調で批判した。

 「最新機種ならともかく、数年前の貧弱なマシンに導入してどれだけの効果があるのか疑問なのに、しつこくバージョンアップを求めるのは極めて悪質だ」

 こうしたトラブルは、Windowsを搭載し、インターネットに接続しているパソコンに限って昨年の夏から世界各国で報告されている。大半のユーザーは無視しているが、ノルウェーに憧れている人や、スウェーデン、デンマーク、フィンランドとの区別がつかない人が不用意に押してしまうことがある。

 なお、中国の各地では「田さん」が家具や柱に体をぶつけた拍子に、本人も気が付かないうちにバージョンアップ。フロッピーディスクに不思議そうな視線を向けて「これはなんだ? まったく認識できない」とつぶやく事例が数件起きている。

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