4リットルイクラ液、販売好調

 釧路水産工業が9月上旬に発売したイクラ液の4リットルボトル入りが順調に売れ行きを伸ばしている。月2万本から3万本へと増産したが、道外からの問い合わせも増えており、全国的なヒットの期待が高まる。

 釧路水産は99年、サケの腹から取ったばかりのイクラをつぶして液状化し、500ccPETボトルに充填した「イクラ液」を発売し、粒で食べるのが当たり前だったイクラの新しいニーズを切り開いた。醤油入りタイプ、わさび入りタイプなどを投入してシリーズを充実させたことも奏功し、秋の北海道では液状のイクラをストローで吸いながらレジャーやドライブを楽しむ人の姿が一般的になった。調味料としても人気が高まっており、道内家庭の冷蔵庫には少なくとも1本、イクラ液が入っていると言われる。

 しかし、一部の先鋭化したファンからは500ccでは物足りないとの声も上がり、釧路水産の対応が注目されていた。ファンのなかには、予測していた1リットルまたは2リットル入りを大きく上回る4リットル入りが登場したことに、複雑な表情を浮かべる人もいる。

 釧路水産が提案する楽しみ方は、焼酎のイクラ割り。4リットルペットボトル入りの甲類焼酎と同量のイクラ液を合わせることで、過剰なほどの飲みごたえとコッテリ感を楽しむことができるという。道内の一部スーパーでは早くも「俺とお前と大五郎とイクラ」の触れ込みで拡販キャンペーンを展開している。

カテゴリー: パーマリンク