ニトリも図書館運営を受託

 愛知県小牧市は19日、市内に新設する図書館の運営を家具販売大手のニトリに委託することを決めた。開業予定は来年7月。公共サービスの民間委託の新しい手法の成否に、全国の自治体が注目している。

 小牧市では今年7月からプロポーザル方式で図書館の委託先の選定を行った。書店やカフェとの複合施設を提案したツタヤ、タブレットで申し込んだ本が閉架書庫から新幹線型のコンベアで運ばれてくる方式を提案した魚べいを抑え、最高評価を獲得したのがニトリだった。

 提案書によれば新しい図書館は2階リビング・ダイニングセット売り場をイメージ。借りた本は電動リクライニング機能付きのソファに座って読むことができる。色はホワイト、ベージュ、ダークブラウン、グレー、ブラックの中から選択可能。学習机のコーナーでは、読書する子供の背中を見ながら、難関校に合格する日を無料で夢想することも可能だ。

 ニトリではこれまでに培った売場づくりのノウハウを図書館の運営に活かしたいとしている。利用者から貸し出しの申し込みがあった書籍のうち所蔵されていないものは、その日のうちに全集や文庫をまとめて背表紙を印刷、書棚に並べて雰囲気を整えるという。

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