暴力団、マイナンバーに神経尖らせる

 来年1月に迫ったマイナンバー制度の導入。国民全員に12桁の数字を与え、脱税の防止や社会保険管理の効率化を図るのが狙いだが、固有の意味を持つ数字を与えられた人の運命を激変させる可能性もある。

 広域暴力団の山口組は5月下旬に開催した最高幹部会議で「893591037564」のマイナンバーを持つ人を見つけ次第、本部に連絡するよう傘下組織の組長に厳命した。関係者は「『やくざ極道みなごろし』という番号を背負う以上、そいつが我々に宣戦布告したも同然。ここまでなめられて黙っていられるか」と語る。

 この番号を割り当てられるのが誰なのかはまだ明らかになっておらず、暴力団を憎んでいるとは限らないが、山口組関係者は「番号を書いた手紙が役所から届いた日、雷に打たれたように天に与えられた使命を思い出す可能性もある」と指摘する。

 このほか山口組は、構成員が「2525893」(ニコニコやくざ)「5910415」(極道良い子)などの数字を含むマイナンバーを割り当てられた場合、「任侠の名誉を傷つけた」とみなし、速やかに破門することも決めた。

カテゴリー: 社会 パーマリンク