どこまで拡大? 西之島

 2013年冬以降、小笠原諸島の西之島では活発な火山活動が続く。その面積は東京ドーム55個分に達し、どこまで島が拡大するのかが注目を集めている。

 火山学者の多くは、今後の西之島の変化を予測するのは極めて難しいと指摘する。「今年春のキャンプの時点で、梶谷、筒香、ロペスがクリーンナップに定着すると誰も予想できなかった。今後、噴火は沈静化するのか激しさを増すのか。予想の難度は、横浜スタジアム3つ分といったところ」とみるのは、秋田大学の我妻純也教授だ。

 島の中央部にはドームが形成されており、内部にマグマのエネルギーが充満しているとの観測も。夜間に大爆発を起こせば、その華々しさがバラとガーデニングショー開催期間中の西武ライオンズ球場23個分に匹敵するリスクもあるとして、気象庁では付近を航行する船舶や航空機に注意を呼び掛ける。

 一部では国土拡大の期待感が高まっているが、楽観は禁物と警鐘を鳴らすのは、琉球大学の大角留美子教授。「火山活動の結果、西之島の地底に空洞が形成されれば、キャンプ前は黒田の復帰で優勝候補に数えられていた広島が開幕直後から最下位に沈んだように、マツダスタジアムの10倍以上のZoom-Zoom度で島の大部分が消滅する可能性も否定できない」

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