運動音痴がサッカー日本代表への助言申し出

アギレ・ジャパンのコーチングスタッフの人選が進むなか、小中学校時代に体育の評価が5段階で3以上だった経験がない人が構成する一般社団法人日本運動音痴連盟が、連盟の推薦するエキスパートをメンタルトレーナーとしてコーチ陣に加えるよう、日本サッカー協会に求めている。

「日本代表のサッカー選手たちは、日本のものさしで言えば抜群の運動神経の持ち主だが、ブラジル大会1次リーグでの戦いから、チーム全体でみた運動神経が、世界のサッカー界の基準で評価すれば5段階評価の1か2であることは明らか」と、曽根武専務理事は指摘する。

「こんな状況で、すぐに新体制を構築すべきではない。瞬く間に逆転された悪夢のシーンが繰り返しフラッシュバックするのを避けるためには、十分な時間、やり過ごすことが重要であることを、私たちはクラス対抗球技大会の最終回のエラーなどの経験から熟知している」

連盟の幹部のなかには、体育の授業や球技大会での屈辱をバネに勉学や仕事に励み、社会に出てからビジネスや学術などの分野で成功した人が少なくないという。曽根氏は、選手一人ひとりのライフプランから言えば、ブラジル大会での不振はむしろ好材料になりえるとの見方を示す。

日本サッカー協会の関係者のひとりは、コーチングスタッフの人選はこれからで、連盟の働きかけにどう応えるか、意見の集約はまだできていないと話す。一方、準決勝・3位決定戦で惨敗したブラジルのサッカー協会は、連盟の主張に強い関心を示しており、近く編成担当の役員らが来日、都内の小学校の体育館でドッジボールをしながら連盟との初交渉に臨む予定だ。

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