マイクロソフト、商品名変更で買い替え促進

ソフトウェアのサポート期限切れをめぐる混乱を防ぐため、マイクロソフトは主力製品の名称を全面的に変更する。ソフトウェアの「消費期限」がユーザーに広く理解される契機になるかどうかが注目される。

基本ソフトの新名称は、Windows 8が「Windows 2023年1月10日」、Windows 7が「Windows 2020年1月14日」。それぞれのサポート終了予定日が名称に追加される。一時期、同社の製品には「Windows95」「Windows2000」など発売年を示す数字が含まれていたが、近年は大規模なバージョンアップのたびにひとつずつ増える数字を書き添える方法が採用されていた。

今年4月8日にはWindows XPのサポート期限が終了し、翌日からの使用にはセキュリティリスクが伴うことになった。ユーザーの一部はサポート期限に終了日が設定されていることに納得しておらず、リスクを無視してネットに接続した状態でのXP使用を続けている。「発売時、永遠に使えるものではないと強調しておけば、買い替えはもっとスムーズに進んだはず」との声が業界では主流を占めている。

なお、Windows XPの名称はサポート期限切れを受けて、「Windows2014年4月8日」に変更された。ソフトウェア産業では前例のない諡(おくりな)の導入が、マイクロソフトの狙い通り買い替えを促す材料になるかどうかはなおも不透明だ。

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