点滴用リンゲル液にも低カロリータイプ

大塚製薬工場は、医療機関向けに販売している点滴用リンゲル液のラインナップに糖分を抑えた低カロリータイプを追加すると発表した。健康意識の高まりを受け、飲料や食品に続いて医薬品分野でもダイエットを意識した商品開発の動きが拡大しそうだ。

リンゲル液は、経口では水分や食品、薬品を摂取することができない患者に静脈からさまざまな成分を補給するのに用いられるが、体型への影響を気にして日頃からノンシュガーの清涼飲料水、カロリーオフの発泡酒などを愛飲している患者が、ブドウ糖などを含むリンゲル液の点滴を拒否するケースが増えていた。

このほか、同社のMRが大学病院を訪れたさい、痩せ型の研修医が体型維持を目的に低カロリータイプの健康飲料「ポカリスエット・ウォーター」を飲みながら、肥満患者への点滴を行っている様子を何度も目撃したことも、開発の契機となった模様だ。

なお、大塚製薬にはノンカロリータイプのカロリーメイトの発売を要望する声が多数寄せられているが、論理的な整合性を保ったまま開発するのは極めて困難との見方が強い。

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